電子証明書が簡単に取得できる方法を解説

商業登記電子認証 各種申請

電子証明書ってご存じですか❓
法務局で発行してくれてこれさえあれば、法務局や税務署に出向くことなくオンラインでいろんな申請が出来るんです。

電子証明書とは、信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人であることを電子的に証明するもので、書面取引における印鑑証明書に代わるものといえます。

国税庁HPより引用
春之丞
春之丞

・・印鑑証明書にも代わるそうです。注意して使いましょう。

電子証明書を使ってできること✨

  • 商業・法人登記
  • 不動産登記
  • 電子公証
  • 確定申告
  • etc

それでは、さっそく電子証明書の取得について説明していきます❗

商業登記電子認証ソフトのダウンロード

法務省のホームページより「商業登記電子認証ソフト」をダウンロードします。
ダウンロードページ

商業登記電子認証ソフトのインストール

ダウンロード後、インストーラーをクリックしてインストールを行います。

商業登記電子認証ソフトの起動

インストールが終了するとデスクトップに以下のショートカットが作成されるのでダブルクリックで開きます。

鍵ペアファイル及び証明書発行申請ファイルの作成

項目 説明
商号又は名称 会社名
本店又は主たる事務所 会社所在地
※必ず登記通りに入力します
印鑑提出者の氏名 印鑑カード提出者の氏名
印鑑提出者の資格 印鑑カード提出者の役職
電子証明書の有効期間 証明を受ける期間です。料金もかわります。※欄外参照
電子証明書の鍵長 デフォルト値(2048)
鍵ペアファイルパスワード パスワード
鍵ペアファイルパスワード(確認用) パスワードの確認
電子証明書の使用休止届出用暗証コード 休止用の暗証コード
電子証明書の使用休止届出用暗証コード(確認用) 休止用の暗証コードの確認
鍵ペアファイル及び証明書発行申請ファイルの作成 任意のパス
鍵ペアファイル及び発行申請書・委任状ファイルの格納先 任意のパス
春之丞
春之丞

証明書の有効期間と料金です❗電子証明書発行時に額面に対する印紙を買って法務局に上納します。

証明期間 3か月 6か月 9か月 12か月 15か月 18か月 21か月 24か月 27か月
発行手数料 2,500円 4,300円 6,100円 7,900円 9,700円 11,500円 13,300円 15,100円 16,900円

入力後、「鍵ペアファイル及び証明書発行申請ファイル作成実行」を押下します。

格納先フォルダに各ファイルが出力されます。

出力された各ファイルの説明

①鍵ペアファイル

法務局行った後に必要です。保存しておきます。

②申請・委任状.pdt

これを記入し法務局に提出します。以下は書き方です。
(基本は、ソフトが出力してくれますので、申請人の印鑑提出者に名前を記入、法務局に提出済の法人代表印を捺印します。代理の方にお願いする場合は代理欄を記入します!)

③SHINSEIファイル

USBメモリに格納して法務局に提出します!

法務局に申請に行く!

春之丞
春之丞

受付で以下を提出します。

  • ②の申請・委任状.pdt
  • ③を格納したUSBメモリ
  • 有効期間分の収入印紙(※法務局で販売してます)
  • 法人の印鑑カード

法務局から「電子証明書発行確認票」を頂きます。
※USBメモリと印鑑カードも忘れずに。。

電子証明書取得

商業登記電子認証ソフトの「電子証明書取得」を押下します。

下記の表をもとに入力し、「電子証明書取得実行」を押下します。

項目 説明
シリアル番号 法務局から頂いた電子証明書発行確認票に記載
鍵ペアファイル 先ほど出力された①の鍵ペアファイルを選択。
鍵ペアファイルパスワード 鍵ペアファイルを作成する際に入力したパスワードです。
電子証明書格納先 電子証明する際に必要なファイルです。大事に保管しましょう。
電子証明書パスワード 電子証明書を利用する際に必要なパスワードです。大事に保管しましょう。
電子証明書パスワード(確認用) 上記の確認用パスワード

これで電子証明書が使えるようになります。電子証明書ファイルと電子証明書パスワードは大事に保管しましょう!

まとめ

今回パソコンで作成した、電子証明書をもとに各種登記申請や、確定申告がオンラインで行えます。
今後の記事ではどのように電子証明書を使うか紹介していきます。
こうご期待!

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